井伊氏はその昔、源義朝・頼朝に仕え、南北朝時代では後醍醐天皇皇子、
宗良親王を迎え北朝と戦い武勲をなしている。
戦国時代、24代直政が浜松城主徳川家康に仕え、“井伊の赤鬼”と呼ばれ
大活躍しました。徳川四天王の筆頭となり彦根に移り、
幕末に36代井伊大老直弼が開国の偉業を成し遂げました。
元祖共保公より40代に至り菩提寺として慰霊を祀ってあるのが『龍潭寺』です。
天承5年に行基菩薩によって建てられたと云われています。
国指定名勝・小堀遠州作の『龍潭寺庭園』をはじめ、伝左甚五郎作の「鶯張りの廊下」
「龍の彫刻」があります。
(井伊氏代々の御霊が祀られている)
この先、奥山には約600年前開山した臨済宗方広寺派の大本山があり、
また総延長1000メートルにもおよぶ東海地方最大の鍾乳洞「竜ケ岩洞」があります。
(奥山半僧坊・方広寺)
(竜ヶ岩洞黄金の滝、大広間)